2021.09.13

秋のお彼岸はいつ?お彼岸の花やお供え物・お墓参りについて解説

秋のお彼岸はいつ?お彼岸の花やお供え物・お墓参りについて解説

お墓参りなどでご先祖様を供養する期間として親しまれているお彼岸。「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、お彼岸には春と秋の年2回があります。本記事では、秋のお彼岸について、その時期の決まり方やお彼岸の意味、お墓参りに供えたいお花やお供え物をわかりやすく解説します。秋のお彼岸に向けて準備を整えたい方や、何をすればよいか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

秋のお彼岸はいつ?期間の決まり方

秋のお彼岸は、秋分の日を「中日(ちゅうにち)」とした前後3日間、計7日間と決まっています。秋分の日の前後3日を合わせて7日間になるという考え方は毎年共通で、お彼岸が始まる初日を「彼岸入り(ひがんいり)」、最終日を「彼岸明け(ひがんあけ)」と呼びます。

ポイントは、秋分の日そのものが年によって少しずつ変わるという点です。秋分の日は天文学上の「秋分」をもとに毎年定められるため、9月22日や9月23日になる年が多く、それに合わせてお彼岸の7日間も毎年少しずつずれていきます。つまり「○月○日から」と固定で覚えるよりも、「秋分の日を真ん中に、その前後3日間」という決まり方を覚えておくと、何年でも自分で期間を割り出すことができます。

たとえば直近の例として、2026年(令和8年)の秋分の日は9月23日(水)です。そのため2026年の秋のお彼岸は、彼岸入りが9月20日(日)、彼岸明けが9月26日(土)で、9月20日(日)から9月26日(土)までの7日間となります。中日にあたる秋分の日は祝日なので、お墓参りに出かけやすい時期といえるでしょう。

この時期は秋分の日や敬老の日といった祝日が重なり、いわゆるシルバーウィークと呼ばれる連休になる年もあります。夏の暑さがやわらいで過ごしやすくなる頃でもあり、お墓参りには適した季節といえます。

お彼岸とは

日本でお彼岸というと、お墓参りをしたり、仏壇のお手入れや法要をしたりと、ご先祖様を供養し、日々の感謝を示すための期間と考えられています。実はこうしたお彼岸の習慣は日本独自のもので、世界の他の仏教国にはあまりみられないといわれています。

お彼岸は、もともと「至彼岸(とうひがん)」という言葉に由来するとされます。これは、この世である「此岸(しがん)」から、あの世であり悟りの境地でもある「彼岸(ひがん)」へと渡ること、またそのための修行を指す言葉でした。お彼岸の期間が7日間であるのも、もとは修行のために設定された日数だからといわれています。

秋分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じになり、太陽が真東から昇って真西へ沈みます。仏教では古くから極楽浄土は西の彼方にあると考えられてきたため、太陽が真西に沈むこの日は、此岸と彼岸が最も通じやすくなる日と考えられました。お彼岸にお墓参りや供養を行うことには、ご先祖様の冥福を祈るとともに、私たち自身も心穏やかに過ごせるようにとの願いが込められています。

なお、お彼岸の過ごし方や供養の作法には地域や宗派により異なる点もあります。ご実家やお寺の慣習に迷ったときは、菩提寺やご家族に確認すると安心です。

秋のお彼岸の花

ここからは、秋のお彼岸でお墓参りに行くときや、仏壇への供花にしたいお花を紹介します。地域や宗派によって好まれる花は異なりますが、定番として知られるものを挙げてみましょう。

キク

お墓参りの定番ともいえるキクの花は、秋を代表する花でもあります。キクは古くから邪気を払う力を持つとされ、花持ちがよく長く咲くことから長寿の象徴ともいわれてきました。枯れたあとも花びらが散らかりにくく、墓前を汚しにくいため、お墓参りのお花に向いています。白や黄色のほか、洋ギクには色のバリエーションも豊富で、故人の好みに合わせて選ぶのもよいでしょう。

リンドウ

秋を代表する花の一つであるリンドウは、秋のお彼岸の供花としてもよく使われます。青や紫の落ち着いた色合いは墓前に供えるのにふさわしく、花言葉の一つである「あなたの悲しみに寄り添う」も、ご先祖様を偲ぶお墓参りにぴったりといえます。涼しくなる季節に出回るため、入手しやすいのも魅力です。

ケイトウ

漢字では「鶏頭」と書き、その名のとおり、鶏のトサカのような赤い花が特徴的です。夏の終わりから秋にかけて旬を迎え、お盆からお彼岸にかけての供花の定番として親しまれています。鮮やかな色合いがほかのお花を引き立ててくれるため、組み合わせて飾るのもおすすめです。

秋のお供え物

続いて、秋のお彼岸で仏壇に供えたり、お墓参りに用意したりするお供え物を紹介します。

おはぎ

お彼岸のお供え物として有名な「ぼた餅」と「おはぎ」。実はこの2つはほぼ同じものですが、春に供えるものを牡丹の花にちなんで「ぼた餅」、秋に供えるものを萩の花にちなんで「おはぎ」と呼び分けるといわれています。

古くからの日本では、小豆の赤色には邪気を払うめでたい意味があると考えられていたことから、お彼岸には小豆を使ったおはぎを供えるようになったと伝えられています。秋に収穫したばかりの小豆は皮がまだ柔らかいため、おはぎには皮ごと使う「つぶ餡」が用いられることが多いのも特徴です。秋のお彼岸でお墓参りに行かれる際には、ぜひおはぎを持参してみてください。

果物やお菓子

そのほかにも、お墓参りの際には、季節の果物や落雁などのお菓子、故人が生前に好きだった食べ物などを持参してお供えするとよいでしょう。日持ちのする個包装のお菓子は、持ち帰りやおさがりとして分けやすく便利です。なお、お供え物は傷みやすいものをそのまま長く置かないよう、お参りのあとに持ち帰る配慮もしておくと安心です。

お墓参りに行けないときの選択肢

お彼岸はご先祖様を偲び、供養する大切な機会です。普段あまり足を運べていない方も、過ごしやすい秋のお彼岸には、ぜひお墓参りをしてみてはいかがでしょうか。

とはいえ、遠方にお墓があって頻繁に帰省できない方や、お仕事や子育てで忙しく、なかなか時間が取れない方もいらっしゃるでしょう。そんなときの選択肢の一つが、お墓掃除代行・お墓参り代行サービスです。専門のスタッフが、お花やお供え物の用意、墓石の清掃、お線香をあげるといった供養を、あなたに代わって行います。お参りの様子は写真付きの報告書などで確認できるサービスが多く、離れていても安心して任せやすいのが特長です。

料金はサービス内容やお墓の状況によって幅がありますが、お墓掃除代行の一般的な相場はおおむね1万円台後半から3万円台が目安です。秋のお彼岸はお墓参り代行の依頼が増える時期でもあるため、利用を検討される場合は早めに相談しておくと、希望の日程に合わせやすくなります。

まとめ

秋のお彼岸は、秋分の日を中日とした前後3日間・計7日間です。秋分の日は年によって変わりますが、「秋分の日を真ん中にして前後3日」と覚えておけば、毎年の期間を自分で割り出せます。直近では、2026年の秋分の日は9月23日(水)、秋のお彼岸は9月20日(日)から9月26日(土)までとなります。キクやリンドウなどのお花、秋ならではのおはぎといったお供え物を用意して、ご先祖様への感謝を伝える時間にしてみてください。

お墓参り代行「きたよ。」は、全国でお墓掃除代行・お墓参り代行サービスを行っています。料金は税込27,500円〜(初めての方は22,000円〜)で、墓石の清掃やお花・お線香のお供え、実施後の写真付き報告書まで、心を込めて承ります。遠方やご多忙でお墓参りが難しいときは、どうぞお気軽にご相談ください。

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